2020 exhibition
photo: Kei Hompo
「ふところ」
増田孝祐展
令和2年10月27日- 11月10日
今回の展示「ふところ」について
「自分の意図以外を取り入れた絵を描き、それを使いたい」
制作したものを触ったり使ったりして、関わりを持ち続けることを考える増田孝祐。
長く自転車の部品に彫金する作品を制作しているが、それもそのひとつ。さらに彼は描いた絵そのものを手で握ったり、使用する形でも存在させた。
その絵に用いた画材はウコンと緑青と和紙。これらは変容する可能性がある。それらの現象はこちらが意図しないことも含まれる。
それを良しとした事と作品に使用するという役目を与える事は、変容することを受け入れ、それぞれの質を持ち続けたままふところに包むということと言える。それは「生きている」という状態を意味している。
これらの増田孝祐の「生きている」状態を維持する試みの結論のひとつとして今回の展示「ふところ」を企画した。
Text : 本保慶
神奈川県横浜市中区山下町73-2
045-877-0974
yokohama@brotures.com
12:00~20:00(定休日無し)
-FUTOKORO-
Kosuke Masuda Exhibition
2020 10/27 - 11/11
73-2Yamashita-cho, Naka-ku
Yokohama
045-877-0974
yokohama@brotures.com
12:00~20:00